上から見るとオシャレになってる?屋上緑化をするビルが増えています

屋上緑化は都会のオアシスです

屋上緑化とは、景観を良くすることや建物の断熱性を高めるために屋上に植物を植えることです。大量の土を入れて地盤を作り、本格的な造園を行うケースもあります。広義ではヘチマなどの蔓で家屋への直射日光を遮ることも含まれますが、デパートの屋上などのように植物売り場を兼ねている場合は屋上緑化には含まれません。ビルによっては屋上が開放され、天然の日陰や植物がある環境を楽しむ人々がいます。機能性だけでなく、憩いのスペースとしての価値が生み出されています。

様々なメリットをもたらす屋上緑化

屋上緑化をするビルが増えることで、夏場の都心の気温を下げることができます。都心部では植物が少ないことから、太陽光の熱が吸収されません。ヒートアイランド現象と言われ、郊外よりも気温が2~3℃高くなることも珍しくなく、都心部の問題とされています。ミストシャワーや一斉に打ち水をする取り組みなどがありますが、それと並んで屋上緑化も重要な施策なのです。エコ活動の実践が注目されている状況があり、屋上緑化はそのビルを所有する企業のイメージアップに繋がります。また、植栽を自由に作ることができ、景観の面でもビルの価値を上げることができます。

関西ではなんばパークスが有名

屋上緑化をしている建物で有名なものは、関西では大阪のなんばパークスがあります。屋上に約5300平方メートルの緑地が形成され、入場が自由であるだけでなく、貸し農園なども作られています。米CNNによる、世界で最も美しい空中庭園の認定など、その景観にはいくつもの賞が贈られています。1階の高さから段丘状に広がる庭園の様子は、空中から見ると都会の中心に森があるようです。屋上緑化を考えられているビルのオーナーの方や、自然に興味がある方は、先進的な例として、この空中庭園を見てみてはいかがでしょうか?

この夏も猛暑が続いていますが、だからこそ屋上緑化を始める良い機会です。小さな緑からやがて大きな緑へと自然を増やしていきましょう。